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International Urban Planning Lab.

 国際都市計画研究室では、急激な都市化を経験するグローバルサウスの都市と、成熟社会を迎えた日本の都市という異なる側面を持った都市の探究を通じて、都市が抱える課題と魅力の本質を多面的な視点から捉え、理論と実践の往復を通じてあるべき姿の実現に向けて取り組んでいます。

 グローバルサウスに関する研究では、無計画に拡大するインフォーマル市街地がもたらす社会的・空間的な課題に対する具体的な計画手法の構築を目指しています。アフリカやアジアでのフィールド調査を通じて、公的機関の手の入らない地域において、どのようにして住民間の合意形成や空間づくりが行われているのか、解明に取り組んでいます。グローバルサウス都市での知見が我々の暮らす日本のまちづくりにおいても役立つものと期待しています。

 また、日本の都市が抱える課題解決に向けた研究にも取り組んでいます。空き家や低未利用地といった都市空処に関する研究、災害時の仮住まいなど防災・災害復興に関する研究、自治会DX社会実験を通じた新しい地域社会像に向けた研究、生態系サービスや生物多様性といった自然との共生に関する研究など、多岐にわたっています。こうした研究蓄積を活かして地域のまちづくりにも携わっています。

 さらに、異なる分野の研究者や行政・民間企業などと連携し、分野やセクターを超えた融合領域の開拓にも挑戦しています。水辺空間が持つ多面的機能を評価し包括的な都市計画に統合する方法を検討したり、情報技術を使って公共空間における滞留行動を追跡する手法を開発したりしています。

 変化に富んだグローバルサウスの都市化と日本の都市縮退期の課題に取り組むことを通じて新たな都市の理論構築と都市計画の実践の進化を目指しています。

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国際都市計画研究室(小野悠研究室)

〒441-8580 

愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1

豊橋技術科学大学 D棟 704

 

Tel. 0532-44-6832 

Email. ono.haruka.ac@tut.jp

 

​*研究室見学を随時受け付けています。

どうぞお気軽にご連絡ください。

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